🌱 役職定年を迎える「心の波立ち」を見つめる
50代を迎えると、社内で「役職定年」という節目を意識する機会が増えてきます。
打診を受けたり、制度の年齢が近づいてきたりしたとき、あなたの心にはどんな思いが浮かんでいるでしょうか。
「長年貢献してきたのに、どこか寂しい」 「給料や立場が変わることに納得がいかない」 「元部下や年下の管理職とどう接すればいいか分からない」
あるいは一方で、「重圧から解放されて少しほっとした」と感じる自分もいて、その複雑な心境に戸惑うこともあるかもしれません。
同じ会社に残って働き続けるからこそ抱く、この「心の波立ち」やモヤモヤ。まずはそれを否定せず、そっと見つめてみませんか。
「モヤモヤの正体」は、一人ひとり違っていい
役職定年という一つの出来事をとっても、何に不安や不満を感じ、どうなれば心が満たされるのかは、100人いれば100通りすべて異なります。
- 「自分の存在価値」に引っかかっているのか (役職という肩書がなくなったことで、認められていないような寂しさを感じている)
- 「職場での人間関係や居心地」に戸惑っているのか (指示する側から受ける側への変化や、周囲からの視線にやりづらさを感じている)
- 「現実的な生活や条件」に不安があるのか (役職手当の減額や、今後の働き方の見通しについてモヤモヤしている)
どの感情が正解で、どれが間違いということは一切ありません。
大切なのは、「こう思わなければいけない」「前向きに受け止めなければ」と無理に気持ちを抑え込むことではなく、「自分は今、この部分に心が引っかかっているんだな」と、ありのままの感情を認めてあげることです。
あなたの心に投げかけたい「小さな問い」
少し落ち着いた時間が取れたときに、次の問いを自分自身に問いかけてみてください。
「役職定年という報せを聞いたとき、自分の心が一番揺れたのはどんな瞬間でしたか?」 「その裏側には、あなたがこれまで大切にしてきたどんな『思い』や『誇り』があるでしょうか?」
モヤモヤや不満の裏側には、あなたがこれまで誠実に仕事に向き合い、責任を果たしてきた証(大切にしてきた価値観)が隠れていることがよくあります。
まずはその葛藤や揺れる気持ちを、ご自身で優しく受け止めてあげることから、次の歩みが始まります。
キャリア支援者として、あなたの「声」をそのまま聴きます
役職定年に伴うモヤモヤは、職場の人や家族には少し話しづらく、一人で抱え込んでしまいがちなテーマです。
キャリアコンサルティングの場は、無理に答えを出したり、考え方を説得したりする場所ではありません。
「何にモヤモヤしているのか分からないけれど、とにかく誰かに話して整理したい」 そんなまとまらない思いや葛藤も、そのままお聴かせください。
あなたが自分自身の心と対話し、自分なりの納得のいく答えを見つけていく過程を、私たちは丁寧にサポートします。
キャリアの小径 Vol.75
【心軽やかに自分を生きるための対話を,Happathと共に】

