🌱 自分の可能性を「見える化」する!人生の相棒「ジョブ・カード」って知ってる?

アドラー心理学シリーズを経て、「自分のキャリアを自律的に築いていこう」と感じている方も多いのではないでしょうか。 でも、「じゃあ、具体的に何から始めればいいの?」と思ったとき、一人で今すぐ始められる最強の無料ツールがあります。

それが、厚生労働省が勧めている「ジョブ・カード」です。

「名前は聞いたことがあるけれど、職業訓練を受ける人が書く書類でしょ?」と思っているなら、それはすごくもったいない!実はこれ、すべての働く人が「これからの人生の羅針盤」として使える、魔法の自己分析ツールなのです。

ジョブ・カードって、一言でいうと何?

国の定義(厚生労働省)では、「生涯を通じたキャリア・プランニング」と「職業能力証明」のためのツールとされていますが、分かりやすく言うと、あなたの「キャリアの取扱説明書」です。

大きく分けて、次の2つの役割を持っています。

  1. これまでの自分をまとめる(職業能力証明) これまでどんな仕事をして、どんな資格を取り、何ができるようになったのか。あなたの「歩みと強み」を1つに集約して見える化します。
  2. これからの自分を描く(生涯を通じたキャリア・プランニング) 「これからどんな働き方をしたいか?」「どんな人生を送りたいか?」という未来の作戦を立てるノートになります。

どんな人が、どんな時に使っているの?

「知る人ぞ知る」ツールになっているジョブ・カードですが、主に以下のような場面で活用されています。

  • ハローワークで職業訓練を申し込むとき(ここで初めて知る人が多いです)
  • 企業のキャリアコンサルティング(定期面談など)を受けるとき
  • 転職活動で、履歴書だけでは伝わらない「自分の強み」を整理したいとき

でも、本当は「転職する予定はないけれど、今の働き方のままでいいのかな?」「自分の強みって何だろう?」と、モヤモヤしている在職者の方にこそ、一人でこっそり始めてほしいツールなのです。

なぜ、普通の「履歴書」じゃダメなの?

「職務経歴書や履歴書なら、もうパソコンに入っているよ」という声が聞こえてきそうですが、ジョブ・カードと履歴書には決定的な違いがあります。

  • 履歴書・職務経歴書: 企業に自分を「売り込む」ための書類(他者目線)
  • ジョブ・カード: 自分のこれまでの頑張りを認め、これからの作戦を練るための「自分のため」のノート(自分目線)

「会社名」や「役職」といった表面的な経歴だけでなく、「その仕事の中で、自分は何に喜びを感じ、どんな工夫をしてきたか」という目に見えない価値観や強みを、誰に遠慮することなく書き出せるのが最大の魅力です。

まずは「知る」ことから始めよう

ジョブ・カードは、学生、在職者、求職者、どんな人生のフェーズにいる人でも、いつでも・何度でも書き直してアップデートしていける「一生物のツール」です。

「ちょっと面白そうかも」「自分の取扱説明書を作ってみたい」

そう思った方は、ぜひ公式サイトを覗いてみてください。パソコンやスマホから、いつでも無料でダウンロードして書き始めることができます。

キャリア支援者として、あなたの「棚卸し」をサポートします

「いざ書こうと思っても、手が止まってしまう」 「自分の経歴なんて、書くほどの強みはない気がする……」

そう感じるのは当然です。自分のことは、自分が一番見えにくいものだからです。 キャリアコンサルティングでは、あなたがジョブ・カードを埋める際、過去の小さな経験の中から「あなただけの光る強み」を一緒に見つけ出す伴走をします。

書けないところがあっても大丈夫。まずは「今の現在地」を知るために、このツールを広げてみることから始めてみませんか?

キャリアの小径 Vol.69

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