🌱 誰かの期待に応えなくていい。承認欲求を手放し、自由になる
「人から認められたい」「評価されたい」「すごいと思われたい」 そう願うのは、人間としてごく自然な感情に思えます。しかし、アドラー心理学では驚くべきことに「承認欲求を否定せよ」と説きます。
承認欲求を追いかけることは、いわば「他人の人生を生きること」だからです。新シリーズ第4回は、自分自身の本当の望みに耳を傾け、自由に歩み出すためのヒントをお届けします。
「他人の目」を、動かない理由にしていませんか?(目的論との繋がり)
もし、あなたが「これをやりたい」と思ったとき、誰かの反対や冷ややかな視線が気になって立ち止まってしまったら。ここで一度、立ち止まって自分に問いかけてみてください。
「他人が反対するからできない」のでしょうか? アドラーの「目的論」で考えれば、別の側面が見えてきます。
実は、「失敗して傷つくのが怖い」という目的のために、わざわざ「他人の視線」を材料として持ち出し、「やらない理由」を自分で作り出しているのかもしれません。厳しいようですが、他人の目は「挑戦しない自分」を正当化するための便利な言い訳になってしまっている可能性があるのです。
「嫌われる勇気」とは、自由を生きている証拠
シリーズのタイトルにもなっている「嫌われる勇気」。これは決して「周囲とトラブルを起こせ」という意味ではありません。
「自分の人生のハンドルを他人に渡さない」という覚悟のことです。
他者が自分をどう評価するかは、Vol.62でお話しした「他者の課題」です。あなたがどれほど正しく、誠実に生きていても、あなたのことを嫌う人は一定数現れるかもしれません。しかし、誰かに嫌われているということは、あなたが他者の期待に合わせるのではなく、自分の信念に従って自由を生きている証拠でもあるのです。
承認欲求から「貢献感」へ
承認欲求を手放すと、心にポッカリと穴が開くように感じるかもしれません。その穴を埋めるのは、他者からの賞賛ではなく、自分の中から湧き出る「貢献感」です。
「すごいと思われたい」という矢印を自分に向けるのをやめ、「自分は誰かの役に立っている」と自分自身で主観的に感じる(貢献感)ことに集中しましょう。 他者の評価という、自分ではコントロールできない「不確かなもの」への依存を卒業したとき、あなたのキャリアは本当の意味で自律し始めます。
キャリア支援者として、あなたの「本音」を支えます
「本当はやりたいことがあるけれど、周りの目が気になって一歩踏み出せない」 そう感じているあなたは、これまでの人生でずっと、他者の期待に応えようと頑張ってきた、誠実で優しい方なのだと思います。
キャリアコンサルティングの場では、あなたが無意識に作り出していた「やらないための目的」を一緒に紐解き、本当はどう生きたいのかという「本音」を再発見するお手伝いをします。
「嫌われる勇気」を持ち、自分の人生のハンドルを自分自身の手に取り戻したとき、あなたのキャリアはこれまでにない輝きを放ち始めます。他者の評価を恐れず、あなただけの道を一歩ずつ歩んでいきましょう。
キャリアの小径 Vol.63
【心軽やかに自分を生きるための対話を,Happathと共に】

