🌱 対話を通じて、自分だけの「納得のいく地図」を描く
これまで4回にわたり、役職定年という人生の大きな節目において、「心の波立ち(感情)」「社内での立ち位置」「社外や地域への広がり」という視点から、自分自身と向き合うための問いをお届けしてきました。
役職定年に伴う悩みや葛藤には、万人に共通する「唯一絶対の正解」はありません。
何に不安を感じ、どのような関わり方を心地よいと感じ、どうなれば心が満たされるのかは、一人ひとり全く異なるからです。
だからこそ大切になるのが、一般的なノウハウや他人の意見に惑わされることなく、「自分にとって納得のいく歩み方(これからの地図)」を自分自身の言葉で描いていくことです。
最終回となる今回は、一人で抱え込まずに「対話」を重ねることの意味について考えてみませんか。
「言葉にする」ことで、自分の本当の声が見えてくる
役職定年を迎える頃のモヤモヤは、職場の人には立場上話しづらく、家族に相談しても心配をかけてしまいそうで、一人でグルグルと考え込んでしまいがちです。
しかし、頭の中だけで考え続けていると、どうしても「こうあるべきだ」「仕方のないことだ」と自分を納得させようとしたり、ネガティブな感情に囚われてしまったりすることがあります。
まとまらない思いや葛葛藤を、第三者であるキャリアコンサルタントに「言葉にして出す(アウトプットする)」ことで、次のような変化が生まれ始めます。
- 感情が整理され、自分の「本当の引っかかり」に気づく 話しているうちに、「自分は給与の減額よりも、これまでの努力を認められていないと感じたことが寂しかったんだ」といった本音に気づくことができます。
- 自分の強みや「大切にしたい価値観」が再発見できる これまでの歩みを一緒に振り返ることで、自分では当たり前だと思っていたスキルや誇りが、これからの自分を支える大切な軸として浮き彫りになります。
- 自分らしい「小さな一歩」の選択肢が見えてくる 他人の作った正解ではなく、「これならやってみたい」「このスタンスなら納得できる」という、あなただけの具体的な行動や向き合い方が見えてきます。
あなたの心に投げかけたい「最後の問い」
若手の頃のような「スキル獲得や評価」から一歩引いたからこそ、これからは「誰の志に共鳴し、自分の経験を何のために使いたいか」という、より本質的な軸で働き方を選び直すことができます。
これから続く人生の後半戦に向けて、ぜひ次の問いを胸に置いてみてください。
「これからの時間、あなたは『どんな思いを持った経営者やリーダー』と一緒に仕事をし、その船を支えていきたいですか?」 「評価や立場から離れた今、あなたは『この仕事を通じて、本当は何を実現したい』と感じているでしょうか?」 「その未来に向かって、今、自分自身にどんな温かい言葉をかけてあげたいですか?」
役職定年は、何かを失うだけのイベントではありません。これまでの重荷を少し下ろし、あなた自身が「主役」となって新しい人生の章を紡ぎ始めるための、しなやかなスタートラインです。
キャリア支援者として、あなたが「自分だけの地図」を描く伴走をします
Happathのキャリアコンサルティングは、アドバイスを一方的に与えたり、特定の考え方を説得したりする場ではありません。
あなたの言葉にじっくりと耳を傾け、あなたのペースで心が満たされる選択肢を一緒に見つけていくための「対話の時間」です。
「自分の気持ちがうまくまとまらない」 「これからの働き方について、じっくり本音で話してみたい」
そんな時は、どうぞお気軽に私たちの対話の場を訪れてみてください。
あなたが自分自身の歩みに誇りを持ち、これからの人生を心軽やかに歩んでいけるよう、私たちはいつでもここで応援しています。
キャリアの小径 Vol.78
【心軽やかに自分を生きるための対話を,Happathと共に】

